就活羅針盤  〜就職活動中の皆様へ〜               <新卒者や若年者向けに発信しています>

新卒者の自己PR
自己PRは、初めの1~2行が大事です。ここに、自分の特徴をしっかりと記載します。「私の強みは、○○力です」自己PRでよく見る書き始めです。○○力があるかどうかを判断するのは、他者であり採用側です。○○力というには、内容や経験が浅すぎます。採用側にとってはその程度では“力”と呼ぶのは程遠いと感じます。また、その○○力とエピソードがアンマッチな場合は最悪です。それだけで不採用になってしまいます。書き始めの例として「○○を大切にしています」「○○することを心掛けています」や「私は諦めずに最後までやり遂げるよう、努力を惜しみません」というような行動傾向を書くようにしましょう。インパクトを出すため、○○力と書くように勧める講師などがいますが、採用経験者からみればそのような程度では評価しません。逆に本人が、力があると満足しているのであれば、これ以上の伸び代がないと判断されます。そして、自分の特徴を具体例な事実で補強していくように記載します。抽象的な聞こえの良い言葉だけでは、自分の特徴を補強することはできないばかりか、その特徴、強みさえも信じられなくなります。

自己分析と志望動機
「私は幼いころから人の喜ぶ顔を見るのが大好きです。御社は、人々に楽しみや喜びを提供されており、私も貴社の一員として働きたいと思い志望しました」このような志望動機を目にすることがあります。自分が一番嬉しかったことややりがいを感じたことを自己分析すると、“人の喜ぶ顔を見た時”と分析されたらしい。しかし、こんなのは普通の人であれば、本能的に感じることです。このような話を聞くと自己分析の虚しさを感じてしまいます。自己分析をしなくても自分の未来は語れます。自分はどんな人生を歩みたいのか、これが大事です。自分の人生の目的は何か、大事にしたいことは何か、これらを過去に捉われず考えるほうが有意義です。それを実現するための手段としてどのような仕事があるのか、その仕事でどのような成果を上げたいのか、です。これが志望動機になってきます。

面接のポイント
面接は、会話のキャッチボールです。「はい」「いいえ」で答えられる質問でも、ひと言添えること。「居酒屋でアルバイトをしていたのですね?」「はい」で終わるのではなく、「はい、今も続けており、約2年になります」また、事実確認の質問でもひと言添えること。「アルバイトをしていますか?」「はい、居酒屋でアルバイトをしています」だけではなく、「はい、居酒屋でホールスタッフとして接客のアルバイトをしています」等、このように、ひと言添えることにより会話に弾みができ、次の質問も出やすくなり面接官の満足度も高くなります。しかし、基本は質問されたことに答えるということです。例えば、「アルバイトをしていますか?」「はい、居酒屋でアルバイトをしており、~自己PRなど~」は聞かれていないことまで答えており、印象が良くないです。高等テクニックとして、誘導する方法もあります。「アルバイトをしていますか?」「はい、居酒屋でホールスタッフとして接客のアルバイトをしており、日々学ぶことが多いです」「どのような学びがありますか?」というように質問を誘導する答え方です。この誘導話法は効果的ですが、面接官が誘導されていると感じるとマイナスに働く可能性が高いため、使い方には注意が必要です

社会貢献をしているのは公務員だけ?
公務員を志望しています、
という学生さんからエントリーシートや面接についての相談をよく受けます。「何故、民間企業ではないのですか?」という質問に対し、「民間の利益優先の考え方に共感できない」という旨の理由を述べる人がいます。「利益を求めることには共感できなくても、その利益のおかげで支払っている税金を使うことには共感できるのか?」と言いたくなります。このような感覚の公務員には税金を使ってほしくないですね。民間企業は利益を追求することは当然ですが、それだけではマーケットから追放されます。民間企業も社会から必要とされているのです。公務員だけが社会貢献しているという言い方をされるので、がっかりします。公務員の面接でも民間企業をこのように評するのはマイナスポイントになります。公務員は社会への奉仕の精神、民間企業は社会への貢献意識、これが大事です。この人達には、少し怒りモードで指導してしまいました。これは反省です。

志望動機
志望動機がうまく書けない、という相談が多いです。自己PR、
能力をしっかり記載していても、志望動機にその想いがなければ採用を見送ることもあります。採用側としては、ここで働きたいという想いの強さを聞きたいのです。ポイントは4ツです。①何故その業界か②何故その職種か③何故その企業なのか、そして④自分の能力がどのように活かせるか、です。この4点を記載、または、面接時に論理的に説明しなければなりません。この説明ができずに、「企業理念に共感しました」や「お客様や社会に貢献しているから」では、言葉が上滑りして、採用側に想いが伝わりません。そのために企業研究や職業理解、自己分析(自分の強み)が必要となります。これができていないから志望動機が書けないのです。この時間を惜しむと、採用されたであろう企業からも落とされます。一人では難しいこともあるので、ハローワークなど就職を支援する組織に相談するといいでしょう。また、メールでの無料添削サービスも実施中ですので、「お問い合わせ」に内容を記載して下さい。

モチベーションの持ち方
モチべーション(動機づけ、やる気)を高く維持するには、
前回に記載したように目的や目標を持つことが大切です。でも、その過程(プロセス)において、モチベーションが下がってくることがあります。その時は、目的や目標を更に明確にイメージすることも重要ですが、考え方がネガティブになってきていないかどうかです。「ダメかも」とか「無理!」とか考え出していませんか。また、できない理由を一生懸命に探していませんか。このような時にはポジティブな言葉を口にしてください。「できない」と思ったら、「できそうだ」、「辛い」と思ったら「楽しいや」、などなど言葉にしてください。つまり、ネガティブな言葉をポジティブな言葉に変換するのです。その時には、ポジティブな言葉の根拠は必要ありません。人間というのは自己暗示されやすい生き物です。ポジティブな言葉を発していると、自分自身の言葉で自己暗示されて、
不思議とポジティブな気分になってきてやる気がでてきます。そうすると困難な事もきっと乗り越えられます。また、人生そのものが楽しくなってきますよ

困難なことをどうやって乗り越えてきましたか?
タイトルの言葉ですが、若年者の就職面接で良く聞かれる質問です。人には必ず乗り越えてきた困難なことがあります。他人に取っては些細なことであっても、本人にとっては頑張ってきたこともあります。自助努力で頑張った、他人の人に支援してもらったり助言してもらった、とか。ではなぜ、自分はそのような困難なことにチャレンジしたのでしょうか。それは目的や目標があったからです。この困難なことを乗り越えた先に待っている自分の為や他者の為に頑張ったのです。つまり、目的や目標がなければ、困難なことが起これば、挫折するか逃避してしまいます。これは、チームで仕事をする場合も同じです。目的や目標を共有し、達成した時の姿がポジティブにイメージ出来ていれば強い組織になります。人生においても同じことが言えますね。あなたは何の為に生き、どうありたいのですか。これをポジティブにイメージできていれば充実した人生が送れそうですね。

仕事を辞めました
今春に大学を卒業し就職したが、退職しました、という相談が多いですね。俗に言われるブラック企業的な労働条件だったという事もあります。しかし多くは、
厳しい就職戦線でやっと内定をもらったが、職業理解ができていなかったというケースが多いですね。そのため、少し嫌な事があれば、自分の思っていた仕事とは違う、ということで辞めてしまいます。自分の思っている仕事とは、を説明できずにです。未だ表面的なことしか見えていない現状で、その仕事を否定するのはやはり時期尚早のような気がします。2〜3ヶ月程度で退職すると、次の就職活動も不利になります。嫌な仕事でも年単位で勤務すれば、必ず、自己成長があります。そうすれば転職で今の仕事の業務と違う職種になっても、その職場で培った、苦難な事でもやり遂げるなど人間的な成長は必ず活きます。何故、働くのですか? この問いを考えて下さい。目先の苦労は目的を持つ事により乗り越える事ができます。

自己分析って必要
就職するには自分のやたいことを決めなければならない。そのために自己分析をしなさい。そのような指導を受けている学生が多いですね。間違ってはいないですけど。でも、自分のやりたいことって、学生の社会的な知識で決められる程、狭くないですよね。そして、言われるがままに、自己分析の心の旅に出る。そこは迷路になっていて、一度入ると出られなくなってしまう。ネガティブな感情に包まれて、押しつぶされそうになる。そのようになってから、相談に来られる学生も多いです。自己分析ができて、この職業に就きたいと言ってくる学生もいます。でも、やりたい事とできる事、やらせてもらえる事は一致しない場合の方が多い。自己分析は軽くでいいです。今の自分は無限の可能性をもっているのですから。ここにエントリーしようと思った自分の直感と運を信じる事です。そして、自己PRや志望動機を考える。そう、ここで中途半端でなく真剣に考え、他者(専門支援者)に支援を求めるのです。この繰り返しの行為が、自己分析や職業理解など就職活動に役立つスキルを修得することができます。

学生時代に頑張ったこと

学生のエントリーシートを見ていると、”学生時代に頑張ったこと”について、「アルバイトです」

えっ??? という感じですね。頑張ることは他にあるだろう、って思います。でも.アルバイトで自己PRしたいという気持ちも解る。そういう時の書き方として、アルバイトは手段として書くことを勧めます。例えば、「年代や立場の違う方々とのコミュニケーションの取り方を学ぶために、○○のアルバイトをしました」というように書けば、目的があり、その手段としてアルバイトがあります。目的が明確に書いてあると、訴求力が違います。目的は後付けで考えても構いません。そして、アルバイトを経験し、こんな困難なことを乗り越え、このようなスキルがついたというように書ければOKです。

所在地

 神戸市中央区東川崎町1丁目

  神戸ハーバーランド